2017年02月09日

書体が独特な文字碑道祖神

道祖神の里めぐり  伊勢原市池端の道祖神

文字碑道祖神  「道祖神」の三文字は異体字、「祖」の旁の「且」は「一 口 一」。「神」の字の旁「申」は木の葉か亀の甲に見える。女陰の抽象化ともとれる。銘は右側面「嘉永3(1850)庚戌年仲春供養」とある。左側面に「池端惣邑氏子中」。65×18 五輪の塔を組みなおしたもの7基。 伊勢原市池端741付近
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文字碑道祖神 「道祖神」の文字が図案化されている。「祖」の旁の「且」は「旦」。右側面「文化十五(1818)戊寅年四月吉日池端邑氏子」 左側面には「補助賀川安右衛門、城所治右衛門 願主大沢貴重良」の銘。70×24 。五輪の塔の一部も。 蔵福寺の右脇の山裾(駐車場の入口近く)
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文字碑道祖神  この碑も道祖神の祖の旁「且」は「一 日 一」と報告されている(『路傍の神様』川口謙二著・1968年)が、剥落が激しく「神」の字体だけがかすかに見えるだけだった。右側面に「旹 文政6(1823)年」の銘。「旹」は異体字で「時」のこと。新たに造立された男女双体道祖神には「施主 平成十二年四月吉日青木武成」と刻まれている。70×65 崩れた五輪の塔10基ほど。 池端久保公園入口
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 池端地区のこれら三基の文字碑道祖神の造立は、いずれも1800年代の前半である。図案化された文字、そして「祖」の旁の「且」を「一 口 一」、「旦」、「一 日 一」とそれそれが刻んだ。それらに造立者(講中)の「オラホーのセイノカミさんは他所のより立派だべー」という競争心を感じたのだが。「一 口 一」は秦野、そして二宮でも見ている。その意味を知りたいのだが…。

男根型道祖神  伊勢原市池端  県道44号線のドラッグストアの向かい側
 街中の民家の一角に石塀で囲まれるようにして立つ。「道祖神」の銘がある。男根を思わせる堂々たるもの。台石から測れば90cmほど。造立年は不明だが、上部の丸石の部分だけ載せたように思えるので昭和年代に再建されたのではないか。奥にその先代と思われる文字碑が祀られている。
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posted by echo-take at 13:24| 神奈川県 伊勢原市の道祖神