2014年02月11日

神奈川県小田原市・真鶴町・湯河原町 静岡県熱海市

2013年3月27日 道祖神の里めぐり 

神奈川県小田原市・真鶴町・湯河原町 静岡県熱海市

小田原から熱海へ 伊豆型道祖神さんに会いに


     根府川の寺山神社境内に4体

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 道祖神の起源は、村はずれに立つお地蔵さんと言われている。小田原・根府川の寺山神社境内に祀られている4体の道祖神は市重要文化財。いずれも赤い頭巾をかぶった坐像地蔵である。
 小田原・真鶴・湯河原、熱海・函南・三島、そして伊豆半島の東海岸の道祖神は座った地蔵で、「伊豆型道祖神」と呼ばれている。


     寺山神社(根府川)と鹿島神社(秦野市寺山)

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 ところで道祖神が祀られているこの「寺山神社」。祭神は「タケミカヅチノミコト」。祭りには地元の人たちによって「鹿島踊り」という県民俗無形文化財が奉納される。私は秦野市「寺山」の住人で、寺山の氏神は「鹿島神社」。祭神は「タケミカヅチノミコト」。親近感を覚えた。何か繋がりがあるのだろうか。



真鶴町は3カ所を回る
 
 岩忠旅館裏の道路脇に祀られている道祖神には説明文があった。まなづる小学校の東側の塚の上に5体の道祖神。中央の像はひときわ大きく、経文を両手で持っている。目鼻が削り取られたように見えるのは、明治初期の廃仏毀釈の影響だろうか。下あごの張ったいかつい表情は他の4体(地蔵)と異なる様相。伊豆型道祖神の発祥は小松石の産地・ここ真鶴だといわれている。そうだとしたら、この道祖神は沖の漁師たちのために眼力を効かせているのではないか。
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      上の道祖神 昭和5年に再建

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      下の道祖神と解説文(旅館岩忠の裏)


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      東の道祖神・まなづる小学校の東側

 

湯河原町吉浜の素鵞神社 

 湯河原町はサーファーが集る吉浜の素鵞神社。鳥居の脇に5体の道祖神。 
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熱海市・伊豆山神社の道祖神

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      伊豆山神社の桜

 参道の鳥居の脇の花壇を地元の女性が手入れをしていたので「ドンド焼き」のことを尋ねてみた。ところが予想に反して「そういうこと(ダンゴ焼き)はやっていない。お正月の飾り物はこの神社の庭で燃やすけど…」。
 境内に文字碑の道祖神が祀られ傍らに解説板。書かれている言葉は「進むべき道を見失い思い悩める時困難にぶつかり挫折してしまいそうな時一筋の光のごとくに正しい道を指し示し導くださる神様です」。この文言からは抱擁・握手・肩組み・祝言などの双体道祖神は浮かんでこない。

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     伊豆山神社境内の道祖神(文字碑)


 神社の一の鳥居と向かい合うところ(仲道公民館の横)に三体の道祖神が祀られていた。単体・座像だが、像は瓶子(ヘイシ)・酒器を持っている珍しい道祖神である。ここにも説明文がある。

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 伊豆山神社の向かいに立つ道祖神と説明札
posted by echo-take at 10:19| 神奈川県 西部・東伊豆の道祖神